折衝

3科Ｃ班制作部所属のオカベだ。
今回も映画製作がどのように進んでいくのか、簡単に紹介していこう。

第二段階　プリプロダクション(準備)①

通常は準備稿と言われる台本が完成してから準備のスタートになります。
ただし、何稿目から準備をスタートさせるかの判断はPによってされることが多いです。
これからクランクインまで決定稿の完成、スタッフ編成、キャスティング、ロケーションハンティング、セット準備とさまざまな準備がされていきますが、大まかな流れは次回から少しづつ説明していきましょう。


≪制作な日々≫
今日はロケハンで昭和音大に行ってきましたよ！
参加メンバーは編集のアオシマ、P、演出のオヌ、それに私です。
案内をしてくださったモリカワさん、ありがとうございました！！









ロケハンから帰還しまして、次に我らが制作部と演出部ルリルリを待ち構えていたのは統
括アラハタ先生の厳しい指導でした！





スケジュール壊滅。
監督が劇中劇をフィルムで撮る計画が演出部ルリルリと統括に伝わっていない。
その他色々な問題点が明るみに出てきました。





自分の甘さを強く感じました。



さて、我らがC班はこのまま映画を完成させることができないのだろうか！？
どうなる、C班、どうなる、制作部！！




今日は
昭和音大ロケハン、アラさん指導でした！！
明日もがんばりませう！！



<今日の名言>
アラ『甘くないよ、映画作るってサ』
アラ『これでマタ酒飲んじゃうよ。どうしてくれんの？』


※次回予告※



昨日の夜、全てを失くして布団の中で泣いていた。
今日の昼、時間を贄に夢買う銭を稼いでいた。
明日の朝、ちゃちな信義とちっぽけな良心が、ロケ地の街に向かわせる。
3科実習は映画学校が作ったパンドラの箱。
質も問えるし、何でもできる。
次回「救済」。
明後日、そんな先の事はわからない。

交渉

3科Ｃ班制作部所属のオカベだ。
今回からは映画製作がどのように進んでいくのか、簡単に紹介していこう。

第一段階　企画

この時点では多くのスタッフはまだ参加していません。
企画段階の検討稿を脚本家や監督などが書いていきます。
通常は、この検討稿が完成して企画が成立してから、次の段階に進みます。


≪制作な日々≫
今日は平穏でした。
A班録音部隊所属のタムさんから「ブログヨンデルヨー！」ってアピールがありました。
ありがとうございます。
チョーウレシイ三☆







美術部隊のオヌがダイナマイトを開発しているようです。
劇中でどんな活躍をしてくれるのか楽しみですね。







一方演出部隊のルリルリは役者さんとの出演交渉の真っ最中。
ルリ「どーなっちゃうのかなあぁぁぁあ」

(

今日は
オヌのダイナマイト作り・ルリルリの出演交渉でした！！
明日もがんばりませう！！

※次回予告※



二年前、講師の助言を得て明日を得た。
一年前、調子にのって、地獄に落ちた。
オカベは実習に、己の運命を占う。
ここ、映画学校で明日を買うのに必要なのは、映画への愛と少々の度胸。
次回「折衝」。
三科の実習には血糊の臭い。

予算

3科Ｃ班制作部所属のオカベだ。
今回は3科C班技術部隊、録音部を紹介していこう。

・録音部とは
撮影現場では音を録り、撮影終了後に音の仕上げをする部隊である。
それぞれの担当を、前者は録音、後者を整音または調音と呼ぶ。

・録音部メンバー紹介
ミキサー(ヤマ)　でっかく勝ってでっかく負ける。ノリの良さは部隊1!!
チーフ(ノジ)　 録音部ではよく皆の世話してるけん、面倒見はいい思うが。
セカンド(ホソ)　最近サンドボックス型ゲームにはまっているようですね。


≪制作な日々≫
今日は映画製作予算のために口座を開設してきましたよ！！
実習とはいえ映画を作るのですから、相当なお金を扱うわけで。
とりあえず自分が口座を作ることになったというわけですな。
Pから連絡あり、演出部隊のルリと役者さんの交渉に入るみたい。
楽しみですね。











今日は
口座開設でした！！
明日もがんばりませう！！




※次回予告※



映画という虚飾の海に、見え隠れする役者という金塊。
どうやら、水面下に存在する才能は深く多い。
キャスティングの運命は、神が遊ぶ双六だとしても、
上がりまでは一天地六の賽の目次第。
名優出るか、大根出るか、Pが挑む、出演交渉。
次回「交渉」
Pよ、敢えて火中の栗を拾うか。

病

3科Ｃ班制作部所属のオカベだ。
今回は3科C班技術部隊、編集部を紹介していこう。

・編集部とは
脚本を読み何を表現するか見極め、監督との会話から演出意図を理解し、作品の想いをつなげていく部隊である。（たまに制作のお手伝いに来てもらっています。）


・編集部メンバー紹介
スクリプター(アオシマ) 理知的な編集部のトップ。非常に鋭い観察眼を持つ。別にコートをよく着ているということはない。
チーフ(コイケ)　ほんわかタイプの美青年。あらゆる困難も笑顔と根性で突破する。別にポテチで有名なわけではない。
衣装(カワムラ)　ちょっとおしとやかな編集美人。裏で編集部を支える。
美術(カナクリ)　臨機応変に現場に対応でき、あらゆる物事を無難に対応できる能力を持つ。



≪制作な日々≫
うちの班ではまだ体調不良を訴えているメンバーは少ないように思います。
え、だれが体調不良かって？
残念私です。(ロケハンのし過ぎで右足が腱鞘炎＆鼻炎)

今日は演出のオヌ率いる美術部隊が劇中の美術を決めていました。
どんな部屋ができるのか楽しみですね。











本日はさらに各部隊のトップが集まって会議が行われました。
各部隊の情報共有をさらに強化することが目標です。









今日は
美術打合せ・会議でした！！
明日もがんばりませう！！


※次回予告※



Pの運命を司るのは、役者か、ロケ地か。
それは映画製作を巡る永遠の謎掛け。
だが、Pの運命を変えたのは、予算と呼ばれた、あの物体。
売買の闇の中で書き忘れた項目が、今、予算で蘇る。
次回「予算」。
領収書のシャワーの中でPが苦しむ。

レバリング

3科Ｃ班制作部所属のオカベだ。
今回は3科C班技術部隊、照明部を紹介していこう。

・照明部とは
映画の雰囲気、季節、天候、時刻、などの違いを出すためにライトなどを使って映画に光を配置していく部隊である。

・照明部メンバー紹介
技師(カジ)　カジると言う言葉を生み出した男。鋭い観察力を持ち、目の付け所が違うデキル男。
助手(ツバサ)　刻一刻と変化する現場で臨機応変に対応する能力を持つ。
助手(イク)　見かけによらず気さくでノリがいい。イカす男。


≪制作な日々≫













今日は
ロケハンでした！！
明日もがんばりませう！！




※次回予告※



最も危険な罠、それは体調不良。
それは突然に目を覚まし、偽りの平穏を打ち破る。
たくまずして仕掛けられた実習の闇に眠る殺し屋
映画作りは巨大な罠の道。
そこかしこで、信管をくわえた不発弾が目を覚ます。
次回「病」。
だるさも立派な不健康。
うがい、手洗い、御用心。